製品情報

円筒研削盤向け ロボットハンド定寸装置

ワーク計測・ワーク移載計測兼用

【計測方法】
ロボットハンドの中には、マグネスケール社製の直線スケールを組み込んでいます。
最小分解の0.5μmのスケールで直接ワークを計測する事により、高精度な測定を可能としています。

【計測ハンド】
計測位置をワーク毎に多点(径の差15mm以内なら色々な径が測定可能)でプログラム可能です。
松本機械の強みは、NC装置のOFFSETにデータが入るまで対応できる事です。EXCELへの計測データ出力機能もオプション対応可能です。
キャリブレーション機能(ゼロ補正機能)によりマスターワークが不要です。爪自体にキャリブ機能を持っており、キャリブ位置と計測位置を極力接近させてあり温度変化による寸法変化の影響を受けにくい構造になっています。

【移載計測兼用ハンド】
1つの爪で、ワークの移載と計測を行うものです。
移載時の把握力と計測時の把握力が自動的に切り替えられます

多点計測のメリット
従来の定寸装置は高価な為、1点を計測しその値から他の箇所の径を推定して補正していました。
しかし、加工条件か異なると発熱の影響で推定値に合わない場合がありました。
多点計測は推定ではなく直接計測値での補正が可能になります。

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