【令和7年度 成長戦略ファンド採択事業】当社と金沢大学との共同研究が採択されました
手作業ゼロへ――Oリング装着の完全自動化を目指す
概要
多くの製造工場では、複数の機械や工程を組み合わせて製品を生産するのが一般的です。
しかし当社では、最終製品の完成までを一貫して1台のロボットで完結させるシステムの開発に取り組んでいます。
本事業では、従来ほぼ手作業で行われていた「内径Oリング」の取り付けを自動化するロボットハンド機構を開発し、自動化装置の決定版となり得るロボットパッケージシステムの完成を目指します。
内容
- 「内径Oリング」を自動で装着できるロボットハンドの機構の開発
- 安定的にOリングを所定の位置に配置可能なロボットパッケージシステムとの連携構築
連携体
金沢大学 理工学域フロンティア工学類 助教授 西村 斉寛氏
内径Oリングの機構を極力少ないアクチュエーターでの実現を目指します。
成果・展望
本システムの導入により、コスト削減はもちろん、遊休機の発生を抑制し、省スペースでの設置が可能となります。
これにより、製造工場を持つ多くの中小企業への普及が期待されます。

